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October 03, 2009

鞆の浦の景観保護

先日、鞆の浦の埋め立てと架橋が差し止めになりました。

ここは宮崎駿さんが『崖の上のポニョ』を構想したところで、「ポニョの海を守れ!」とばかりに反対運動をしていました。差し止めに関して、宮崎さんがコメントをマスコミにだしていましたね。

しかし、『鞆の浦』と言えば『ポニョ』ではなく『いろは丸』なんです。

『いろは丸』は坂本竜馬率いる海援隊が伊予大洲藩から借り受けた船で、長崎から大坂まで武器や商品を輸送中、紀州藩の軍艦と鞆の浦の沖で衝突。大破したいろは丸は曳航の途中で沈没してしまいました。

竜馬他乗組員は鞆に上陸。紀州側と損害賠償の交渉のため、6日間?滞在。進展がなかった交渉は長崎に舞台が移され、7万両で話がついた。

鞆の浦の海を見ていると、3本マストの蒸気船が見えるようです。

少なくとも橋が架かってしまったら、往時を偲ぶ気持ちに水がさされてしまいます。

Img_9127 

鞆には当時、竜馬が宿泊した宿や交渉の場に使われたお寺など現在も残されています。

もともと奈良時代から港として栄えていた歴史のあるところで、常夜灯、雁木、波止場、船の修理場など、江戸時代からの港湾施設が残っている貴重な町なんですね。

ポニョばっかり取りざたされているようですけれど、全国の竜馬ファンはどうしたんでしょう。

なにか反対運動とかアクションを起こしたんでしょうか?

もし行動をおこしていたら、ごめんなさい。

だって、マスコミはポニョばっかりなんですもん。全国の竜馬会はなにやっているんだろうと思っちゃうでしょ。

そう言う自分はというと、別に竜馬ファンじゃないし、いろは丸は3本マストで形は好きだけれど蒸気船でしね。蒸気船に浪漫は感じないんですよね。

とはいえ、江戸時代を忍ばせる景勝が守られてよかった。

壊してしまったら二度と同じものは作れないですからね。

諌早湾の教訓を学ぶべきだと思いますよ。

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