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January 28, 2008

交響曲第9番第4楽章『歓喜の歌』

立川志の輔の新作落語を映画化した『歓喜の歌』の試写を見てきました。
監督は『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司。
出演は10年ぶりに主役をやった小林薫。6年ぶりの映画になる安田成美。伊藤淳史。 由紀さおり姉妹。浅田美代子。立川談志、志の輔師弟。
Kannki

落語が原作とあって、どこにでもある日常の話しを「笑い」と「涙」で色づけしたほのぼのとした作品です。
「ママさんコーラス」という題材に色々な人々の人生が織り込まれて、時間が足りないのではと思われるところを実力派の役者さんたちが短い時間でキャラをだしていてくれました。

ミニスカートでウエートレスをしながら引きこもりの息子を育てている根岸季衣。
夫が倒れても中華料理店を続ける藤田弓子。
スーパーで魚を売りながら声を鍛えている平澤由美。
姑と嫌味をいいながら仲良くやっている猫背椿。
ランチュウ好きでシャラポワの兄のでんでん。
おかぁちゃんに頭の上がらない塩見三省。
愛すべきおばあちゃん渡辺美佐子。
他にも、光石研、笹野高史、筒井道隆、片桐はいり、峯村リエ、斉藤洋介などなど個性あふれる面々が笑わせてくれます。

重要な役割をはたすランチュウ、美味ギョウザ。そして音楽。
ある意味ミュージカルでもあるこの映画は、音楽が要所要所でいい働きをしている♪
始まりの「ヤン、ヤン」はクスリと笑ってしまう。
「ダニーボーイ」を歌い上げる平澤由美はさすがにうまい!
病院での子守唄には涙がとまりませんでした。
そしてみんなで歌う『歓喜の歌』
力強く歌うママさんたちを見ていると、まさに「生きている。必死に生きている」が伝わってきました。
辛いから歌う、悲しいから歌う、楽しいから歌う、どんなどん底でも歌うことができれば生きていける。
『歓喜』とは生きていることなのかも。

2月2日土曜日からシネカノン有楽町1丁目ほかでロードショー
『歓喜の歌』公式ホームページ

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