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April 30, 2006

桃園結義

夕日に映えて紅を増した見事な桃畑でした。
劉備玄徳、関羽雲長、張飛翼徳はこんなも桃園を脊にして義兄弟の契りを交わしたのだろうか・・・・・

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やっと『秘本三国志』(陳舜臣 文春文庫)が読み終わった。去年の11月から読み始めて、約5ヶ月。長かった・・・・・
中国物だから固有名詞の漢字が難しい。読めない!
いちいち前のページをめくってルビを打ってある同じ漢字を探すから時間がかかる。
しかも、6巻まであるんだよ。
黄巾賊の反乱から始まって、孔明が死ぬまで。
孔明ファンはなかなか孔明が出てこないから、イライラするかも。4巻からやっと活躍する、3巻では名前だけ、16から20歳ぐらいで1巻では生まれていません。

知っている「三国志」とはどうも違うと思ったら、私が読んだことがあるのは脚色された「演義」を基に書かれたもので、かなり半官贔屓。
陳さんは中国史を研究されているだけあって「正史」や歴史的資料に基にご自分の説を書かれている。
劉備は要領よく立ち回り、あっちの味方になったり、こっちにくっついたり。うさぎ野郎、とか、手長猿とか言われちゃうし。
関羽や張飛もそんなに名将軍として書かれていない。関羽の最後はちょっとかわいそうだった。
曹操の方はいい人に書かれていて、意外な人柄も垣間見られ、曹操に対する見かたがかわった。
道教「五斗米道」の教母とその弟子から見た目線で書かれているのも興味深かった。

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Comments

トラックバックありがとうございます。
『箱根の坂』の記事も拝見。下巻、いかがでしたか?

「五斗米道」の教母というのは張魯のおかあさん?
昔、大学の一般教養で中国史を取ったらこの時代の授業には玄徳も孔明も出て来なくて、黄巾の乱と五斗米道と曹魏の新しい政策の話ばかりでした。史実も面白いものですね。

Posted by: ぽち | April 30, 2006 at 22:37

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Tracked on April 30, 2006 at 22:21

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