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April 30, 2006

江戸の郷土料理

汗ばむ陽気だと思えば、次の日にはマフラーを巻くような花寒。
せかく浅草に来たのに寒くって鼻水が止まらない。こんな日は春だけれども、鍋!
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『一文』でねぎま鍋を食べることに。
ここは築50年ぐらいの町屋で中に入ると土間に水車が回っている。TVや雑誌でときどき紹介されているので、知っている人も多いかも。


2人で行ったので鍋は多いかなぁと思ったのだけれど、とりあえず温まりたかったので、ねぎま鍋と日本酒。
あと、つくね。ここのつくねはちょっとしたハンバーグ。温泉玉子をつけて食べます。うまい!
鯨もお薦めの一品。


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東京の郷土料理って無いような気がするんだけれど、「ねぎま鍋」は数少ないなかの一つ。
冷蔵庫などなかった江戸時代、脂の塊だったトロは捨てていた。赤身のほうが重視されていたんですね。
で、安かったトロとネギをしょう油で煮込んだ鍋がうまかったので庶民の家庭に広がったそうです。

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桃園結義

夕日に映えて紅を増した見事な桃畑でした。
劉備玄徳、関羽雲長、張飛翼徳はこんなも桃園を脊にして義兄弟の契りを交わしたのだろうか・・・・・

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やっと『秘本三国志』(陳舜臣 文春文庫)が読み終わった。去年の11月から読み始めて、約5ヶ月。長かった・・・・・
中国物だから固有名詞の漢字が難しい。読めない!
いちいち前のページをめくってルビを打ってある同じ漢字を探すから時間がかかる。
しかも、6巻まであるんだよ。
黄巾賊の反乱から始まって、孔明が死ぬまで。
孔明ファンはなかなか孔明が出てこないから、イライラするかも。4巻からやっと活躍する、3巻では名前だけ、16から20歳ぐらいで1巻では生まれていません。

知っている「三国志」とはどうも違うと思ったら、私が読んだことがあるのは脚色された「演義」を基に書かれたもので、かなり半官贔屓。
陳さんは中国史を研究されているだけあって「正史」や歴史的資料に基にご自分の説を書かれている。
劉備は要領よく立ち回り、あっちの味方になったり、こっちにくっついたり。うさぎ野郎、とか、手長猿とか言われちゃうし。
関羽や張飛もそんなに名将軍として書かれていない。関羽の最後はちょっとかわいそうだった。
曹操の方はいい人に書かれていて、意外な人柄も垣間見られ、曹操に対する見かたがかわった。
道教「五斗米道」の教母とその弟子から見た目線で書かれているのも興味深かった。

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April 22, 2006

桜の盆栽

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うちには庭がないので桜も鉢植えです。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」というぐらいで、桜は切ってはいけません。
と、言われても、うちは鉢植えだから切らないわけにはいかない。

切るんだったら、冬、葉が落ちてから。萌芽力が弱いので切りすぎると芽がでてこなくなるかもしれないから、あまり大きな枝を切らないほうがいいかも。
切り口から病気になりやすいので必ず癒合剤を塗って腐朽菌の侵入を防いでください。

うちは盆栽なので、剪定しないと枝が混んで風通しが悪くなったり、日が十分に行き渡らなくなったり、との弊害があります。
風通しが悪いと病気になりやすいし、樹冠部に日が当らないと花つきが悪くなっちゃいます。

直植えの桜だったら自然のままの方が安心かも。
ただ、桜は土の浅い所に根を張る性質があるので、人や車などの踏圧によって根元を踏み固められると根の呼吸ができず、生育不良や根ぐされなどの原因になります。
本当は桜の木下で宴会なんって、以ての外!!

幸い、うちは鉢植えですから、踏んでいくのはアリンコかナメクジぐらい。軽いもんです。
おかげで毎年、豊潤な花を咲かせます。

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April 08, 2006

江戸の花見の名所

鎌倉時代末、豊島佐衛門が紀州熊野の飛鳥明神と若一王子社を遷したところから、飛鳥山と呼ばれるようになった。
紀州といえば、暴れん坊将軍「吉宗」の故郷。吉宗は紀州と縁のあるこの地が気に入ったらしく、享保五年(1720)から翌年にかけて1270本の山桜の苗木を植裁した。
また、石神井川も紀州にある音無川と名前を変えてしまうほど望郷の念が強かったのかなぁ。紀州の人が北区滝野川辺りを散策したら、故郷と同じ地名を幾つも発見できるんじゃないかなぁ。

吉宗は享保の改革をした人で、「改革には痛みを生じる」?どっかで聞いたような・・・・
質素倹約、奢侈禁止など締め付けで江戸っ子の不満は溜まっちゃうわけだ。
当時、花見といえば上野の寛永寺など神社仏閣で騒ぐことはできなかった。そこで、暴れん坊将軍は羽目を外してもOKの花見を飛鳥山に作ったんだって。ここで不満を爆発させてくれ!ってことなんでしょうね。

秋には紅葉狩りが出来るように、もみじも植えたそうなんですが、今では影を潜めてしまった。
「花見」「蓮見」「月見」「紅葉狩り」「雪見」江戸っ子はそれぞれの四季を楽しんだようですね。
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子供の頃、飛鳥山で遊んだときには木が生い茂った山だったような気がしたんだけれど、こう見てみると平坦ですね。山とは名ばかりの丘、ちょっとした盛り上がりです。初めての人は「どこ?どこ?」と探してしまうかも。

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